帯状疱疹(たいじょうほうしん)の急増
- shibakawaseikotu
- 2016年5月11日
- 読了時間: 2分
今年に入り帯状疱疹の患者さんが多くなっています
感覚的には例年の数倍に増えているようです
帯状疱疹は水ぼうそうを起こすウィルスが原因で、水ぼうそうが治った後でも神経節内に潜んでいて長い年月を経たのちに帯状疱疹として発症するものです
従ってほとんどの方が保有するウィルスなので発症の可能性があるといえます
特徴は神経にそって赤い発疹ができてやがて水ぶくれとなります
悪化すると発疹の上にまた発疹ができ、皮膚が大変なことになります

多くは発疹が現れる数日前から神経痛が出るもので、その治療のために来院されて帯状疱疹が疑われると医師の診断をすすめることとなります
ここで興味深いことがあります
特定された神経に沿って発疹が出るのですが、その神経の基部(脊髄からの枝別れ部分)で周囲の組織の拘縮が見られます。
神経痛を緩和するためにこの拘縮部位の緩和を促す施術をするのですが、ほとんどの患者さんが不思議と帯状疱疹の拡散が少なく「なぜかあなたの帯状疱疹は増えないね」と
ドクターから不思議がられるそうです
また発疹がひいた後に慢性的な痛みが残る【帯状疱疹後神経痛】というものがあります
これもまた拘縮部位の治療をした患者さんには残らないようです
まさか脊椎と帯状疱疹に因果関係が?と言われそうですが実際に起きています
そんなこともあると頭の隅に入れておいてもいいかもしれません
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